数字の部屋

2010.07.01

ゴルフ練習場にボールは何個ある?

droom100701

  ダフリにチーピン、トップ、スライス……。あと1球、あと1球と思いながらボールを打って、気がついたら球数が300球を超えていた。都内の練習場って安くないんだぞ。

「きっと練習場の人たちは大喜びよ。ボールをたくさん打ってくれて儲かるって」

そうか。だから最近フロントの女の子が妙に愛想がいいのか。

「何か勘違いしていたようね。それにしても、アスリートでもない新人くんが300球とは、ちょっとやり過ぎなんじゃない?」

確かにそうですね。でも練習場にいると、いつも思うんです。ここにはいったいボールが何個あるんだろうって。終了ボタンを押さない限り、ボールは次々とティアップされますからね。

「何だか“エレベータは何段あるの?”っていう昔の漫才のネタみたい」

調べてみよう!
(数日後)
わかりました。あくまでおおよその数ですが。例の練習場の女の子に尋ねると、わざわざ調べてくれたんです。
なんでも、1打席あたりボールが1日で最低1,000個必要というのが定説らしく、彼女の練習場は100Y・32打席だから、3万2,000個。それだけでは足りない場合もあるから、約8,000個を余分に用意しているようです。つまり、その練習場のボールの数は約4万個とのことでした。
もちろん、練習場の規模によって、ボールの数は違います。その女の子は親切にも、300Y・60打席の大型練習場のケースも調べてくれました。そちらは約12万個ということでした。

「1打席あたり、女の子の練習場は約1,300個。300Yの練習場は約2,000個という計算ね。練習場では営業時間中にボールを回収するけど、ドライビングレンジが広いと回収できないボールも増える。広いとその分、多くのボールが必要になるわけね」

その通り。この2つの練習場の規模とボールの平均値は200Y・46打席・ボール数8万個。今回はこれを基準に考えてみます。
次に、日本にある約3,300の練習場の平均をとってみました。すべての距離と打席数を調べるのは難しいので、ランダムに選んだ全国70の練習場の規模を調べました。そこで出た、日本にあるゴルフ練習場の規模の平均値は、208.6Y・88.3打席です。
この数字と、上の基準値を計算すると、(208.6Y÷200Y)×(88打席÷46打席)×8万個で約15万9,624個。つまり、平均的な練習場には、これだけのボールがあるわけです。

「大変よくできました。ところで新人くん、練習場の女の子、もしかして」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー