数字の部屋

2010.01.21

プロの1ホールのワースト記録って?

プロの1ホールのワースト記録って?

  先輩のお伴で行った川奈コース。スタートホールのティショットでいきなり5連続OB。完全にテンパって、その後も池に打ち込んだり、バンカーにつかまったりと右往左往……結局、18オン4パットの22。つらくて、長い一日だったなあ。

「それはお疲れ様でした。でもさすがは数字に強い新人くんね。22ストロークもよく数えたものよ。で、スコアはどうだったのよ?」

言わずもがなですよ、姉さん。最初のミスを取り返そうと、無理を重ねて深みにはまる……その連続ですよ。終盤は頭の中が真っ白で、もちろんワーストスコア更新。あ~、ボクの気持ち、プロにはわからないだろうな。

「そんなことはないわよ。プロだって、1つのホールで10以上の大叩きをすることだってあるんだから。ねえ、調べてみない? プロトーナメントでの1ホールのワーストスコア。ちょっとした勉強になるかもよ」

プロの大叩きが勉強になるだって? とにかく調べてみよう。えーっと、プロの1ホールのワーストスコアは……あったあった。1987年の東海クラシック2日目に鈴木規夫プロが記録した「42」。でもこれは9番ホールの欄に合計スコアを誤記したからだ。
大叩きしたケースといえば、06年のアコムインターナショナルの初日に立山光広選手が19を叩いている。舞台は石岡GCの8番ホール。225ヤードのパー3だ。この時はティショットがグリーン右手前のブッシュへ。2打目はグリーン奥のブッシュで、アンプレヤブルしようにもドロップする場所が見つからず、そのままプレーを続行。結局17オン2パットの「19」か。ちなみにそれまでは「15」がワースト記録だったそうだ。

「立山さんのすごいところはその後よ。最後まで諦めずにプレーして、後半は4バーディノーボギー。大叩きして、思考停止状態になる誰かさんとは大違いよね。ちなみに海外メジャーをみると、全米オープンではチェリーヒルズCCで行われた38年の大会で、ライ・アインスレイという選手が16番のパー4で19を叩いているのが記録。またマスターズでは、80年にトム・ワイスコフが12番のパー3で13を叩いている。同じくマスターズでは78年に、初出場の中嶋常幸プロが13番で13打。もっともこれはパー5だけどね。『その時の、“がんばれ”というパトロンの温かい拍手が忘れられない』と中嶋選手は語っているわ」

……最後まで諦めない、か。そのためにも気持ちの切り替えが大切なんだな。よおし! ボクもへこたれずにがんばるぞ!

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