僕のマグノリアレーン

2015.01.09

【第187回】
重心の安定には“しゃがむ”こと

僕のマグノリアレーン

マスターズを目指してゴルフに夢中な日々を送るジャーナリスト・上杉隆とレッスン担当のプロゴルファー・中井学。今週は、新年ゴルフ合宿より“重心が浮かない”ための秘策をお届けします!

アマチュアゴルファーにありがちな
重心が浮いてしまうという悪い癖

上杉 いやー、きましたね、2015年が。

中井 新年早々、ゴルフ合宿にやってきました。

上杉 一年の計は元旦にありですからね。ここで一年分のゴルフの基礎をつくっておけば、今年こそマスターズに出られる可能性があります。

中井 あっ……この連載の趣旨を久しぶりに思い出しました。それではさっそくレッスンにいきましょう。

上杉 そうしてください。なにを隠そう、合宿初日の昨日はドライバーがプッシュアウト→引っかけを交互に繰り返し、まったくゴルフになりませんでした。

中井 上杉さん、昨日は一日重心が浮きっぱなしでしたからね。

上杉 2015年はさらなる飛躍を遂げたいと思っていますからね。ついつい重心も高くなるというものです。

中井 わけがわかりません。上杉さんの、いやアマチュアの宿命的な病と言えますが、テークバックでカラダが浮いてしまうと、ダウンでカラダが突っ込んで、基本的にはスライス、それを嫌って手を返すと引っかけが出ます。

上杉 この連載を通じて、100回くらい聞いた気がします。その説明。

中井 ですよね。なにしろ連載のごく初期からずーっと言い続けていますからね。それで、重心が浮くのを防ぐにはどうすればいいんでしたっけ?

テークバックで思い切って
椅子に腰かけるイメージ

上杉隆
[写真]2015年、どっしりと構えて行きましょう!?

上杉 お、新年早々基本に戻るというのはいい考えですね。大事なことを忘れていましたよ。テークバックで「しゃがむ」です。

中井 大正解。テークバックで椅子にこしかけるようなイメージで、思い切って「しゃがむ」。それにより、重心が浮くのを防ぐわけです。

上杉 これ、思い切ってやっても意外と見た目には変化ないんですよね。

中井 その通り。そして、しゃがむイメージでテークバックをしたら、そのままカラダの動きだけでクラブを引き下ろす。それができれば、前傾角度が崩れずに、ややハンドファーストの状態でインパクトを迎えられます。その際、カラダのターンをしやすくするために、ややスタンスを狭くするとやりやすいかもしれません。

上杉 よ~し、じゃあ合宿2日目は、一日テークバックで「しゃがむ」ことだけを意識して、ラウンドしますよ!

中井 いいですね。では、ティオフしましょう!

~5時間後~

上杉 おそろしい……。「しゃがむ」意識を持つだけで、いきなり「76」が出てしまいました……。

中井 うーん、池が多く絡む難しいコースでしたけどね……。「しゃがむ」は多くの人に効果のある実用的なレッスンワードですが、上手くいきすぎてかえって嘘っぽいんですけど。

上杉 しょうがないじゃないですか、それは! ははははは。よ~し、2015年、私は一年間しゃがみ続けますよ! そして来年こそ、目指せ、マスターズ!

中井 (また忘れてた……!)

 

本連載で、たびたび紹介されてきた“しゃがむ”レッスン。少し意識するだけで全くスコアに変化があらわれるのだから、かなり有効なレッスンと言えるだろう。実際、上杉氏は合宿中にスコアをのばしたそうで、マスターズ出場の日も近い!? ということで来週も、目指せ、マスターズ!



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