僕のマグノリアレーン

2014.05.02

【第161回】
セカンドショットにも使える黄金テクニック

僕のマグノリアレーン

マスターズを目指してゴルフに夢中な日々を送るジャーナリスト・上杉隆とレッスン担当のプロゴルファー・中井学。今週も引き続き、ここ鹿島の杜CCよりお送りします!

バッバの“飛ぶプッシュアウト”を
攻略すれば左へのミスが出ない!

中井 さて、先週からここ鹿島の杜CCを舞台にお送りしている「僕マグ」、前回はバッバ・ワトソンのような“飛ぶプッシュアウト”の打ち方をお教えしました。

上杉 スタンスをフェアウェイとラフの境目に向け、フェースはターゲットにスクェアに向ける。そのうえで、スタンスの向きとフェースの向きの中間に手を通す。結果的に、力強い“飛ぶプッシュアウト”が打てるということでしたね。

中井 その通りです。

上杉 おかげさまで絶好調ですよ、ティショットが。バッバ・ワトソンが乗り移ったんじゃないかと思います。

中井 そんなことはないと思います。上杉さん、右打ちだし。さて今週は、「飛ぶプッシュアウト」を利用してコースを攻略する方法について。上杉さん、この打ち方を試してみて、なにか感じたことはありませんか?

上杉 感じたこと? そうですね、飛距離が10ヤードくらい伸びました。あと、プッシュアウト気味に飛ぶけれどもスライスはしないので、つねにフェアウェイ右サイドからセカンドを打つことができます。

中井 ですよね。それって要するに、左へのミスが出ないってことなんです。

上杉 あ、そうかも。

161

セカンドショットでも原理は同じ
攻略すれば憧れの弾道が身に付く!

<セカンドショットでも使えるバッバの“飛ぶプッシュアウト”>

中井 スライスが出るかもしれないし、フックが出るかもしれない。こんな状態では、コース戦略の立てようがありませんが、「飛ぶプッシュアウト」の打ち方だと、少なくとも左へのミスは消すことができる。これは大きなメリットなんですよ。

上杉 たしかに。真っすぐ打とうとしてるのにスライスしたりフックしたり、打ってみないと分かりませんもんね、普通は。

中井 アマチュアの方の場合、フェースを目標方向に真っすぐ押し出そうとしがちなので、なおさらですね。そうするとフェースターンが起こらないのに基本的にスライスしますし、ラウンド中にあんまりスライスするからといって思い切って手を返すと、今後はチーピンがくる。「プッシュアウト」というと響きは悪いかもしれませんが、「常にフェアウェイ右サイドをキープする球」と考えれば、素晴らしい弾道に思えてきますよね。

上杉 「右寄りの弾道」というわけですね。

中井 僕もこの国を愛する者のひとりですからね、って違うわ! 弾道に思想はありません。ともあれ、この打ち方はなにもティショットだけで使えるテクニックではありません。たとえばセカンドだったらピン左にスタンス、フェースをピンに向け、スタンスとフェースの向きの中間に手を通すようにスウィングすれば、ちょうどよくピンを刺すボールが打てるはずです。

上杉 あ、それいいかも。とくに短いセカンドショットの場合、いちばん怖いのは引っかけのミスですからね。引っかけの危険性を減らしながら安全にピンが狙えたら、スコアはおのずとまとまってきそうです。

中井 その通りです。「球筋」や「弾道」はあくまでコースを攻略するための「道具」です。このように、技術をコース攻略、ひいてはスコアメークに直結させられると、ハンディキャップがどんどん減らせると思いますよ!

あらゆるショットで使えるバッバの“飛ぶプッシュアウト”。このテクニックを自然に使いこなすことができれば、常にフェアウェイ右サイドをキープすることができるのだ! 今回のレッスンで、マスターズ出場の切符を手にする日ももう目の前!? ということで来週も、目指せ、マスターズ!



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー